CloudWatch ダッシュボード
はじめに
AWS アカウントのリソースの在庫詳細、リソースのパフォーマンス、およびヘルスチェックを把握することは、安定したリソース管理にとって重要です。Amazon CloudWatch ダッシュボードは、CloudWatch コンソールでカスタマイズ可能なホームページであり、クロスアカウントや異なるリージョンにまたがるリソースであっても、1 つのビューでリソースを監視するために使用できます。
Amazon CloudWatch ダッシュボード を使用することで、お客様は再利用可能なグラフを作成し、クラウドリソースとアプリケーションを統合されたビューで可視化できます。CloudWatch ダッシュボードを通じて、お客様はメトリクスとログのデータを統合されたビューで並べて表示し、素早くコンテキストを把握し、問題の診断から根本原因の理解へと移行でき、平均復旧時間(MTTR)を短縮できます。たとえば、お客様は CPU 使用率やメモリなどの主要なメトリクスの現在の使用率を可視化し、割り当てられた容量と比較できます。また、特定のメトリクスのログパターンを相関付け、パフォーマンスや運用上の問題についてアラームを設定することもできます。CloudWatch ダッシュボードは、アラームの現在のステータスを表示することで、お客様がアクションが必要な状況を素早く可視化し、注意を向けることができます。CloudWatch ダッシュボードの共有機能により、お客様は表示されているダッシュボード情報を、組 織内外のチームや関係者と簡単に共有できます。
ウィジェット
デフォルトのウィジェット
ウィジェットは CloudWatch ダッシュボードの構成要素であり、AWS 環境におけるリソースやアプリケーションのメトリクスとログに関する重要な情報とほぼリアルタイムの詳細を表示します。 お客様は要件に応じてウィジェットの追加、削除、再配置、サイズ変更を行い、ダッシュボードを希望する表示にカスタマイズできます。
ダッシュボードに追加できるグラフの種類には、折れ線グラフ、数値、ゲージ、積み上げ面グラフ、棒グラフ、円グラフがあります。
デフォルトのウィジェットタイプには、グラフ タイプの 折れ線グラフ、数値、ゲージ、積み上げ面グラフ、棒グラフ、円グラフ があり、その他にも テキスト、アラームステータス、ログテーブル、エクスプローラー などのウィジェットがあり、お客様はメトリクスやログデータを追加してダッシュボードを構築することができます。